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青色申告に必要なもの、期限っていつかご存知ですか??
確定申告には白色申告と青色申告があることはご存知だと思いますが、青色申告は控除の面でメリットがある反面、書類の提出が必要であったり、期限があったりと少し複雑なところがあります。
今回は青色申告を行うために必要な種類とそれぞれの提出期限などについて紹介していきたいと思います。
2017年の確定申告が初めての方へ!
青色申告を行う際、誰でも簡単にというわけにはいきません。
青色申告を行うためには大きく分けて3つのステップが必要です。
・開業届を提出する
・青色申告承認書を提出する
・確定申告を青色申告で行う
というステップです。
個人事業主の方が2017年に青色申告で確定申告を行う場合、2016年1月1日〜2016年12月31日の期間の会計データを記録して、翌年の2月16日〜3月15日の間に行う必要があります。
青色申告書を行いたい場合、青色申告承認申請書(通称、青色申告書)といわれる書類をお近くの税務署に提出する必要があります。
2017年の確定申告で青色申告できる??
もし2017年の確定申告で青色申告を行いたい場合、2016年に事業を新しく始めたのか?前から事業を行っていて白色から青色にしたいかで、青色申告承認申請書を出す期限が決まってきます。
1月16日以降に開業届を出された場合
新しく事業を始めて、1月16日以降に開業届を出された方は、開業日から2カ月以内に青色申告承認申請書の提出が必要です。
もし、この期限を過ぎてしまっている場合は残念ですが2017年の確定申告は白色申告で行うしかありません。
1月16日までに開業届を出された場合
新しく事業を起こされて開業届を1月16日までに開業届を出された方は、その年の3月15日までに青色申告承認申告書を提出しなければ、2017年確定申告で青色申告の対象になりません。
対象外の場合は白色申告を行わなければなりません。
既に事業を行っていて白色から青色に変えて申告したい場合
青色申告をしたい会計期間のうち3月15日までに青色申告申請書を提出する必要があります。
以上をまとめるとこんな感じになります。
青色申告申告書の提出期限 | 例 | ||
---|---|---|---|
新規 | 1/16〜開業 | 開業から2カ月以内 | 2016年4月1日に開業⇒ 2016年6月1日まで |
〜1/15開業 | その年の3月15日まで | 2016年1月1日に開業⇒ 2016年3月15日まで |
|
既存 | その年の3月15日まで | 2017年から青色申告をしたい⇒ 2016年3月15日まで |
事業を相続された場合
事業を相続で承継して、その事業が青色申告で確定申告をしていた場合は少しややこしくなります。
相続を開始した日が1月〜8月の場合⇒相続を開始日から4カ月以内
相続を開始した日が9月〜10月の場合⇒その年の12月31日まで
相続を開始した日が11月〜12月の場合⇒翌年の2月15日まで
期限が土日・祝日にあたる場合は、その翌日が締め切り期限ですのでご注意ください。
これから開業届を出す予定の場合
最初から青色申告をしたければ、開業届と同時に青色申告承認書を提出するとスムーズです。
もし青色申告の期限が切れてしまったら…
残念ですが、青色申告承認申告書の提出期限に間に合わなければ青色申告ができるのはまた次の年度からになってしまいます。
だからと言って青色申告ができなくなるだけで、きちんと確定申告は白色申告で行わないといけないですよ!
青色申告をするのであれば、クラウド会計ソフトが便利です
このように青色申告は控除額が増える代わりに、いろいろと面倒なステップが必要になってきます。
特に青色申告は提出する書類がかなり多く、個人事業主で会計の専門家がいない場合、確定申告にものすごい労力がかかってしまいます。
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