
クラウド会計の便利さは理解したけど、実際どの会計ソフトが良いのかってなかなか判断しにくいですよね。
当サイトでも、比較してみて「こういう人はfreeeが良いよ!」「あなたはマネーフォワードクラウドの方がいいんじゃない?」とかをおすすめしていますが、それでもなかなか決められない人っていると思います。
(まだ比較記事見てないよーって方は下の記事を先に読んでみることをお勧めします。
「クラウド会計の違い。freeeとマネーフォワードクラウド、やよいの比較をしてみました。」
⇒クラウド会計の特徴の違いも全然わからないよーという方向け
「マネーフォワードクラウドとfreeeを徹底比較!ものぐさにはどちらがおすすめ??」
⇒クラウド会計の自動化について気になる方向け
「クラウド会計のセキュリティは大丈夫?freee、マネーフォワードクラウドを徹底比較!」
⇒セキュリティが心配な方向け
ページ 目次
freeeを無料で使ってみようかな?という方のために
クラウド会計は無料会員でどんなものか試すことができるサービスが多いです。
気軽に「まずは無料で試してみようかな??」という気持ちで実際の画面を動かせるので、導入後のイメージがより強くなりますので簡単に決めることができます。
今回はfreeeの「無料プラン」について詳しく掘り下げていきたいと思います。
というのも各社無料プランの扱いが全く違うアプローチをしているので、混乱しそうだからです。とりあえずは今回はfreeeの無料プランについて。
無料プランにも2種類あるので要注意!
まず躓きがちなのが、「freeeの無料プランには2つの無料プランがあります。」ということ。
「なんだかややこしいなあ・・・。」と思われるかもしれませんが、実はそんなに複雑ではありません。
一つは体験用の簡単な機能だけが使える無料プランで、もう一つが登録して最初の30日間は本来有料なところを無料で使えるお試しプランというキャンペーンのようなものです。
参照:Freee公式サイト
こんな感じで便利な機能を、最初の30日間が無料で使うことができます。
違いとしては、前者の無料プランは「freeeをどういうソフトなのか試してみたい。」という感じで気軽に使うものです。
後者の30日間お試しプランは「freeeを使うことに決めたけど、どのプランが良いのか迷っている。」という感じでプラン検討の際にうれしいサービスです。
無料プランで絶対に気を付けてほしいポイント!
普通にfreeeを有料プランで登録し始めると複雑なポイントはないのですが、「最初は無料で試したけど、良さそうなので有料に切り替えよう!」っていう場合が複雑ですね。
今までの説明を聞いたら「最初は無料プランで使ってみて、ギリギリに有料に切り替えたらさらに初月30日間無料で使えそう!」って思われた方もおられるのではないでしょうか?
そうならものすごく分かりやすいんですが、そうじゃないのが難しいところです。
有料プランの30日間無料のメリットがあるのは、アカウントを作ってから30日間だけということです。
登録してから30日間お試し無料プランでいてしまうと、いざ有料に切り替えても30日間無料サービスは受けられません!
無料期間を受けるには、例えば登録からお試し無料プランを15日間続けて、有料プランに切り替えると残りの15日間が無料になります。
という複雑なことになってます。
公式でも図で表してくれてますけど(↓)、正直わかりにくいですw
「登録してくれてから最初の30日間は無料にするよ!でも有料に決めるのが遅いとお得度は下がっていくから早く決めたほうがいいですよ!」っていう感じですね。
ここめちゃくちゃわかりにくいので、どうせなら有料に切り替えても30日間無料にしてくれたらいいのになあ。
有料プラン最初の30日は無料とだけ聞いて、お試し期間を悠遊と過ごしていざ切り替えて「話が違う!!!」とならないように気をつけてくださいね。
お試し・無料プランでできることできないこと
では、実際にお試し・無料プランでできることとできないことといった注意点をまとめてみますね。
有料プランを無料で使えるものに関しては、特に通常のプランと同じなので説明は省略しますね。
無料プラン・お試しプランの機能制限
無料プラン・お試しプラン | 有料プラン | |
---|---|---|
取引データの閲覧・編集 | 直近1か月に登録したデータ のみ可 |
無制限 |
請求書類の閲覧・編集 | 直近1か月に登録した書類のみ可 | 無制限 |
書類の写真等のデータ取込(ファイルボックス) | 無料・お試しスターター:月5枚まで お試しスタンダード:月15枚まで お試しプレミアム:月15枚まで |
スタータープラン:月5枚まで スタンダードプラン以上:月10GBまで |
仕訳帳のCSV/PDF出力 | お試し10データの出力のみ | 無制限 |
総勘定元帳のCSV/PDF出力 | お試し10データの出力のみ | 無制限 |
取引データのCSV出力 | 利用不可 | 無制限 |
メンバー招待可能人数 | アドバイザー制度加入者のみ 招待可 |
管理者含め3人まで ※ スタンダード以上 ※ 追加料金のお支払いでさらにメンバー追加可能。 公式サイト有料プランの「メンバー追加」項目を参照 |
チャットサポート | 利用不可 | 利用可 |
チャットボット |
利用可 |
利用可 |
メールサポート | 利用不可 ※ 契約に関するお問い合わせのみ利用可 |
スターター:3営業日でご返信
スタンダード以上:3営業日でご返信 |
電話サポート | 利用不可 | 利用可 ※ プレミアムプランのみ |
確定申告書類の作成機能 | 申告内容の入力まで可能 | 出力まで可能 |
上記以外の機能 | 無料・お試しスターター: スタータープランと同様お試しスタンダード: スタンダードプランと同様 |
※freeeの公式ページを参照 |
公式HPからの引用ですが主に違う点はこんな感じです。
気を付けたいのは
- 取引データの閲覧が直近1か月分しかできない
- サポートがチャットに関しては登録後1週間しか使えない
- メールサポートは3営業日かかる(有料は1営業日)
- 確定申告の作成データの出力ができない(閲覧のみ)
この四つです。
取引データが直近一カ月分しか見ることができないので、無料お試しで使ってみて一カ月以上経ってしまった場合最初の方に登録したデータが見れなくなります。
またチャットサポートも1週間だけなので、最初の一週間だけ気軽に聞けることに注意してください。
一番大きいのは確定申告のデータでしょうか。
freeeの機能として重要なのが「無料で確定申告のデータを作成してくれる」ということです。
有料プランであれば、データを作ったらそのままデータを印刷して持っていけば確定申告完了なのですが、無料プランだとデータは作れるのですが印刷ができないので提出ができません!
確定申告の時期ギリギリに無料プランに登録して確定申告だけ簡単に済まそう!と思っても駄目ですね。
freeeにするか決まってないけどとりあえず無料で様子を見たい人
では実際に、無料プランの注意点を説明しましたが、こんな人にはこういう使い方がおすすめですよーというのを紹介したいと思います。
まずは、freeeにするかどうかまだ決まってないけど、とりあえず使い勝手をチェックしてみたい方。
そういうあなたはまずは、無料でお試しをしてみるのがオススメです。
他にもマネーフォワードクラウドも無料会員があるので、両方登録してみてどちらが自分に合っているのかチェックしてみてください。
freeeに決定したけど、どのプランで行くか迷っている方
次は「freeeにするのは決まったけどスタータープランか、スタンダードプランのどっちにしようか迷っている!」という方です。
詳細の説明はこの記事では省略しますが、スタータープランとスタンダードプランで結構できることが違います。
個人事業主と一口にいっても、様々な方がおられますよね。事業の運営の仕方や規模によって必要な機能も違いますし、もちろん機能が増えると料金も上がりますので、経営状況でどうするのか左右されますよね。
そういう方にはまずは有料プランに登録してみて、30日間の間でどの有料プランが自分に合っているのかを試してみるべきです。
freeeの無料サービス期間は途中でプランを変えることができます。
なので最初は無料なのでスタンダードプランにしといて、「この機能全然使わないなー」っていうのが多ければ機能を絞ったスタータープランに変更するというやり方もありです。
一切クラウド会計にお金を掛けずに確定申告したい方
あくまでもfreeeの無料プランは「自分自身に合った有料プランを探すため」のプランです。
マネーフォワードクラウドと違って、使う機能が少なくても無料で使い続けるのは厳しいです。
仕訳の数が毎月少なくて、お金をかけるほどじゃないけど、確定申告は必要だしどうしよう・・・。
という方にはfreeeはあまり向いてません。マネーフォワードクラウドを使うことをおすすめします。
まとめ
クラウド会計ソフトは経理の時短に繋がるすごいソフトです。
中でもfreeeは、会計知識が無くても使えるソフトなのですが、経理経験者の方には独特の使い心地なのでまずは実際に登録してみて使ってみることをお勧めします。
十分無料会員でこのサービスが便利かどうかは判断できると思いますので、ぜひ一度おためししてはいかがでしょうか?
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