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大変便利なクラウド会計ですが・・・
確定申告の時期が近づいているので、クラウド会計ソフト関係の需要がかなり伸びています。
各社、確定申告機能についても、かなりブラッシュアップしてきているのでいよいよクラウド会計の時代が来たという感じですね!
例えば、freeeでは完全に初めての方でも質問に答えるだけで確定申告書類が作成できてしまう、キラーコンテンツをリリースしたばかりです。
私もこの機能を試しに使ってみましたが、驚くほどに簡単でした。
【関連記事】⇒freeeの新しい確定申告機能レビュー
ところで、そんな便利なクラウド会計ソフトですが、皆さんに必要かどうか?という点については少し疑問がありますので、今回はこんな人には向いていないよ!!っていうところを書きたいと思います。
クラウド会計はこんな人には向いていません!
早速、クラウド会計を使う上で向いていない方を列挙します。
- どうしてもセキュリティに不安がある
- 使い慣れた会計ソフトでしかやりたくない
- 会計知識を全く入れたくない人
- 既に税理士にコンサルをしていただいている人
こんな人には残念ながら向いていません。
セキュリティが心配な人
まずセキュリティについてですが、各社かなり万全なセキュリティ体制を引いています。
例えばfreeeですと、こんな感じでセキュリティについての記述が公式ページに記載されています。
引用元⇒freee公式HPより
ハッキリ言って、ここまでのセキュリティを満たしていれば、よほどのことが無い限り問題はありません。
万が一があるとすれば、公衆の場でクラウド上へログインしたときにのぞき見されてその情報を基にログインされるといった
使用者側の問題でならまだありえるでしょうか?それぐらいのレベルです。
使い勝手が変わるのが耐えられない
また、会計ソフトにも使い味というものはハッキリ言ってあります。
freee、マネーフォワードクラウド確定申告、やよい オンラインと主要なソフトについては使ってみているのですが、やはりそれぞれターゲットが差別化されているので、使い勝手はやはり少しずつ違います。
なので、実際は使ってみると1週間も試してみればだんだんとなれてきて、どのソフトも基本的な操作については特に問題なく使えるのですが、変わることに耐えられないという方
ご自身意外にも会計にかかわる方がいて、その方への教える時間がもったいないとかがあれば、少しハードルは上がります。
会計知識を全く入れたくない人
クラウド会計はどのソフトも基本的に初心者ウェルカムの姿勢です。
実際、冒頭でも紹介したfreeeなんかはその筆頭で、全く初心者でもどんどんできますというような訴求をしています。
しかし、これは会計知識を全く入れなくても良いということではありません。
確定申告をする上で白色申告、青色申告というやり方があるのですがクラウド会計での最大のメリットを享受できるのは青色申告にあります。
【関連記事】⇒青色申告、白色申告の違い
青色申告についても、実は自動で作成できるというのはあるのですが、青色申告は節税効果が高い反面、チェックが厳しいということがあります。
クラウド会計は自動でお金の流れを記録してくれるのですが、残念ながら100%完全かというと、そうではない部分もあります。
なので、最終的にはリスク回避のため絶対に目視でのチェックはしたほうがいいのですが、全く知識が無い方だとチェックもろくにできません。
作成してしまえば数字の帳合は基本的なことが分かっていればわかるのですが、勉強する気が無い方は、万が一間違った書類で行ってしまうと最悪の場合罰則がある可能性もあります。
もちろん、あとから間違いに気が付いて修正申告をすればいいのですが、勉強する気が無い方は、チェックも抜けてしまう可能性があってそのまま放置というパターンが非常にリスクがあります。
既に税理士がいる方
これも向いていないということまでいうのは少し言い過ぎな部分があるのですが、挙げました。
税理士は完璧な会計知識を持っていますが、クラウド会計に対する知識というのは人それぞれです。
今税理士にお願いしている方も会計知識は完璧でも、クラウド会計のソフトを使用できなければ意味がありません。
特に、freeeなんかは全く会計知識が無い人がターゲットですので、逆に会計知識を基に帳簿を付ける習慣がある人には使いにくいという評判もありますし
実際私が使用しても、会計的にはわかるけど、どう処理していいのかわからない時もあります。
なので、すでに税理士がいる方は、税理士の方に絶対に事前に相談してください。
逆に向いている人はどんな人??
これは、簡単で先ほど挙げたようなポイントが無い方です。
セキュリティは安心だし、より経理時間を削減したい。
少しの勉強で会計が楽にできるならそうしたい。
税理士もいないけど確定申告はしないといけない。
という方には最適なソフトウェアだと思います。
もちろん、それぞれのクラウド会計ソフトにも使い味や、ターゲットが異なるということはありますので
当サイトの比較記事を参考にしてみてください。
【関連記事】
⇒クラウド会計の無料会員比較!!freee マネーフォワードクラウド やよいを徹底比較
⇒クラウド会計の違い。freeeとマネーフォワードクラウドの比較をしてみました。
⇒クラウド会計で65万円控除の青色申告ができる?!3ソフトを徹底調査!
クラウド会計を生かすも殺すも使い方次第
ということで、今回は逆に向いていない方を取り上げてみました。
クラウド会計は確かに経理作業の削減、会計知識があまりない方への強い味方です。
ただし、それはクラウド会計にまかせっきりで良いということでは無いので、クラウド会計をしっかりと活かせるようにしていく必要はあります。
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