弥生シリーズの退会方法の解説

個人業主や中小企業では、記帳や税務申告関連の書類作成のために市販の会計ソフトを使っていることが多いです。たくさんの製品が出ていますので、使い勝手や価格、業種に合ったものを選ぶことでより作業が楽になります。時に、より使いやすい製品に移行することも出てきます。そのため、乗り換える方法や注意点を覚えておくと、実際に作業をする時に楽になります。

たとえば、弥生会計などのサービスから他の商品に移行する場合には、退会手続きを早めにする必要があります。弥生サービスでは、大きく分かると二つの退会方法があります。一つ目は、既存の契約期間はそのまま続けて、次回は更新をしないという形です。

年度末などのタイミングで乗り換えを行いたい時に向いているやり方です。また、もしかすると他の製品を試した後に弥生会計に戻ってくるかもしれない、という可能性がある場合にも、この方法を採ることで次回の手続きが楽になります。

更新停止をする場合は、オンラインサービス「マイページ」の[契約管理のメニュー]の[利用サービス一覧]から、停止したいサービスを選びます。そして、その中に「有償契約を継続停止する」というボタンがありますのでクリックします。

これでプラン変更がなされて、基本プランが無料になります。(無料プラン=解約です)ユーザー登録自体は生きていますが、有料のサービスが使えなくなるという形で退会されます。年契約でも月契約でも、契約期間に関わらず行うことができます。

もう一つの退会の仕方は即時解約です。手続きを行うと、弥生シリーズの契約そのものが解除され、サービスが一切使えなくなります。そのため、データの呼び出しもできなくなりますので、メインメニューの「レポート・帳簿」からバックアップしておくべきデータについては事前にすべてダウンロードして保存しておかないといけません。また、即時解約をした日が契約期間中であっても、残りの期間の利用料金は返されませんので注意しておきましょう。

即時解約の仕方としては、オンライン契約管理のメニューから退会したいサービスを選択します。[各種メニュー]-[オンラインサービス契約管理]の[利用サービス一覧]かた[対象サービス]の[詳細・変更]から[対象サービス]を選び、契約詳細の管理画面の中に「解約する」というボタンがありますので、そこをクリックします。

すると、解約に当たっての説明と注意事項が表示されるはずです。その内容をしっかりと読んで問題ないということであれば、「同意する」の各チェックを入れて最終確認の「解約する」のボタンをクリックします。これで解約手続きが完了となりますので、新しく使いたいサービスにデータを移行して乗り換えを行います。

freeeへ乗り換える方法

上記の弥生会計退会の解説にある仕方にあるように、特に即時解約の場合はクラウド上に保存されていたデータは参照できなくなってしまいますので、事前に確実にCSVなどのファイル形式でバックアップしておく必要があります。その際、勘定科目や仕訳データ、残高データなどのそれぞれのデータがしっかりと保存されていること、最新の日付でのバックアップとなっていることを確認しましょう。

その上で、freeeへ乗り換える方法に従って移行手続きをしていきましょう。基本的には、項目ごとにデータを移行していくことになります。たとえば、勘定科目と補助科目のデータ移行では、まずfreeeを開いて「設定」項目を選びます。

その中に「乗り換え設定」というものがありますので、そこから「勘定科目設定用データをインポート」を選んで、弥生会計からエクスポートして保存しているCSVデータなどのファイルをアップロードします。

ファイルがアップロードされると、新たに科目を作らないといけない場合などを除いて、原則としてfreeeのシステムの中で自動的に処理されて分類されます。確認のために、この処理が終わったら「設定」の「勘定科目の設定」を開いて、アップロードした内容がすべて反映されているかをチェックしましょう。

開始残高のデータを移行する場合には、事前に弥生会計の方で「弥生残高試算表」をエクスポートして保存しておきます。その上で、freee上で事業用の口座を登録します。銀行口座やクレジットカードなどの複数の取引用の手段を口座として登録できることになっています。この口座の登録がなされていないと、開始残高のデータ移行ができませんので、あらかじめ利用するものはすべて登録しておきましょう。

登録が終わったら、「設定」メニューの「開始残高の設定」を開きます。画面にある「開始残高のインポート」というボタンを押して、「他社ソフト形式」から選びます。初めてfreeeを利用する場合には、「CSVで開始残高を設定」というメニューからでも移行ができます。

インポート画面では、元のデータを使っていた会計ソフトを選ぶよう求められます。弥生会計を選ぶと、「各種データをアップロード」という項目に「弥生残高試算表」という項目がありますのでチェックを入れます。すると、freeeにデフォルトで入っていない勘定科目については「新規データの設定」という表示がなされます。

そこを確認した後、下の「登録する」ボタンを押せばインポートが始まります。数分でアップロードと処理が終わり、「インポート済み」という表示が出たら終了です。

マネーフォワードへ乗り換える方法

マネーフォワードへ乗り換える方法も、基本的にはfreeeとだいたい同じで、設定の乗り換えメニューからそれぞれのデータ内容に応じてインポートをしていくだけです。マネーフォワードは、弥生会計を始めとしたいろいろな会計ソフトからの移行に対応していますので、指示に従って作業していけば自動的に処理がなされていきます。


CSV形式でのインポートが一番便利ですので、弥生会計からデータをエクスポートして保存する時は、その形式でしておくと良いでしょう。マネーフォワードの管理設定画面にある「インポート」ボタンを押すことで、すぐにデータ移行を始められます。

マネーフォワードが便利な理由としては、弥生会計シリーズであれば「移行おまかせサービス」というサービスを利用できることが挙げられます。乗り換え作業を代行してくれるというもので、弥生会計で作っていたデータを保存して、それを渡すだけでほぼすべての作業を代行してくれます。

スピーディーに作業してくれますので、自分たちで乗り換えをする労力を割けない、時間がないという企業や個人事業主にぴったりです。

また、初めて会計ソフトの乗り換えをするので大事なデータがなくなったり、作業ミスが出たりしたら困るという悩みを解決する手段ともなります。マネーフォワードでは、他ソフトからの乗り換えを積極的に応援していますので、規模の大小に関わらずこうしたサービスを使えます。代行を依頼しなくても、乗り換え作業を自分たちで行っている際に生じる質問にチャットでサポートしてくれるというサービスもありますので、心配せずに作業を進められます。

このように、クラウド会計アプリを出している各社は、他社の製品からの移行を歓迎していて、乗り換え作業を簡単にできるよう工夫しています。作業自体はシンプルで手順に従えば、ミスなく誰でもできます。また、データ量や設定項目が多くて時間と手間がかかるという場合には、マネーフォワードのように代行サービスを提供しているケースもあります。

こうした便利なサービスを受けられるクラウド会計アプリは企業の会計作業を楽にしてくれます。効率化のために、導入を検討してみると良いでしょう。

クラウド会計ソフトの乗り換えのしやすさは? freee・マネーフォワード・弥生会計の比較ページです。


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