正しく税理士を選んでしっかり納税、しっかり節税!

個人事業主として外せない悩みは、3月に行われる確定申告です。
新規に開業届をだして、何とか今年の確定申告は乗り切れたという方も、次の確定申告が初めてでドキドキしている方もいますよね。

私の場合は初年度は、なんとか自分で必死で調べて確定申告を自分で出しました。
でも、やっぱり初めてということもあって、もったいないですけど2月3月はほとんど会計処理に追われてしまいました。

結果としては、機会損失が半端じゃないことになって4月頃はかなりの赤字をたたき出してしまいました。

今では税理士さんに会計は丸投げとまではいかないまでも、多くのことをお任せしています。
もちろん費用は発生しますが、節税のポイントや会計作業に割く時間が大幅に減ったので、費用対効果は抜群です。

そこで今回は個人事業主の方でまだ税理士さんに委託していない人が、どうやったらスムーズに自分に合った税理士さんを見つけられるか。
見るべきチェックポイントを紹介していきますね。

正しく選ぶ税理士のチェックポイント

正しく、自分に合った税理士さんを選ぶポイントとは、

・費用対効果が良いか?
・対応している会計ソフト
・信頼感

この3つです。

税理士を選ぶポイントは費用対効果にあり!

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まず第一に重要なのは「費用対効果」です。
まだ初年度で正直そこまで売り上げも上がっていない状態であれば、税理士さんを頼るメリットはあまりありません。
世の中的には売り上げが1000万円以上で税理士を検討するという声もありますが、実のところどういう事業をしているかに左右されます。

例えば最近間口が広がっている「アフィリエイト」などのWEB広告関連の事業はもっと少ない売り上げでも税理士さんに顧問してもらうべきです。
なぜなら、アフィリエイトをやっている方はもちろんご存じなのですが「売上に対する利益」がかなり大きいためです。

既に確定申告をされた方ならわかると思いますが、所得金額(利益額)に応じて課税される金額が決まってきます。
経費が掛からない分、多くを納める必要があるのです。

そこで必要になってくるのが「節税」の知識です。

節税は経費として計上できるものは計上してなるべく利益を抑えて納める税金を少なくするテクニックです。

で、ここがかなり重要なポイントです。

「何が経費として計上できるかの判断はめちゃくちゃ難しい」んです。

最近(少し古いですけど)板東英二さんなんかは植毛を経費として計上していました。
考えようによっては経費として計上できなくもないグレーな部分でしたが、今回のケースはアウトでした。

こんな感じで「これ経費として計上できるの??」って凄く微妙なものがあります。
税金相談などの窓口もありますが、節税のテクニックを教えてくれるところは「ありません」。

というのも、やっぱりかなり微妙なところなので、変にアドバイスをしてしまって間違っていたりしたら人生を左右しかねないペナルティを喰らってしまうので、無料相談はあくまでもどうやって申告するか?という疑問に答えることに終始してしまいます。

そこで税理士さんの登場です。
カツラほどグレーな部分は置いといて、なにが経費としてどのように計上できるのか?適切にアドバイスをしてくれます。

なので、今まで素人ではわからなかったような見えなかった経費を上げてくれるので、節税をすることができます。

ご自身の事業で利益率が高ければ、売上に応じて早めに税理士を選んでください。

対応している会計ソフトのチェックは必須です

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多くの個人事業主の方がクラウド会計ソフトに切り替えています。
クラウド会計ソフトは主に「freee」「MF会計ソフト」「弥生会計オンライン」に分けられますが、個人事業主で会計知識が無いかたでもとっつきやすくするように簡便化が図られているソフトもあります。freeeなんかは特にそうですね。

個人事業主の方には簡便化されているのですが、会計のプロである税理士さんにとっては使いにくいソフトウェアもあります。

【関連記事】
クラウド会計ソフトのデメリットまとめ

なので、事前に自身の使用されているソフトウェアが税理士さんの方でフォローできるか?はチェックしたほうが良いですね。

最後に大切なのは信頼

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一番大切な部分です。
確定申告できちんと申告できないと、ペナルティとして「延滞税」の発生と、「白色申告に限定される」事が挙げられます。

延滞税とは確定申告時に間に合わなければ、間に合わなかった分だけ利息のようなものを取られる仕組みです。
納付期限の3月15日から2か月先までは「年7.3%」の延滞税がかかり、それ以降では「年14.6%」がかかります。

かなりえぐいです。

また、白色申告しかできなくなり、青色申告の節税メリットを得られなくなることも大きなデメリットの一つです。

【関連記事】
65万円控除の青色申告をしたい

これらのペナルティが生じる可能性のある納税について、お任せする人は信頼できる人でないといけません。
他にも、急にやってくる税務調査にフットワーク軽く対応してくれるか?自身の事業に理解がある税理士か??
など、信頼をできるパートナーを見つけることが大切です。

じゃあそんな税理士さんをどうやって見つければいいの??

まず、一番は「コネ」「紹介」です。
自信の関わっている事業の同業の方におすすめしてもらうことが、選択肢として考えられます。

費用感も情報共有できますし、事業への理解も問題なしですし、信頼感も紹介ということなのでばっちりです。

「でも、そんなコネなんてないよ・・・。」という方も多くいらっしゃると思います。

そんな方には「税理士ドットコム」を利用されるのが一番です。

このサービスは「無料で」「何度でも」税理士さんを紹介してくれるサービスです。

全国2087名の税理士さんの登録がありますので、自分に合った税理士さんを紹介してくれます。
なんといってもすごいのが実績です。

65.8%の方が顧問料の引き下げに成功したということで、コストパフォーマンスにも優れたサービスです。

私も利用したことがあるのですが、特徴的なのは「誠実さ」です。

税理士を紹介するというところが本来なのですが、状況に応じて「税理士を紹介しない」という選択肢も選ばせてくれます。
最初は私もわけもわからず、「個人事業=税理士」と思って相談しました。

すると「今のままの売り上げであれば、税理士を利用するより自分で確定申告をした方がメリットが出ます」ということを説明していただけました。
中には「今のままの税理士の方が良い」というアドバイスもする場合があるようです。

なので、税理士さんに対して悩みがあったりしたら、まずは相談するのも手です。

税理士さん紹介の流れ

1.メールでの紹介

まずは、条件に応じた税理士さんを2087名の中からピックアップして、候補を挙げて頂きます。
このとき、業界に対する知識やどんな評価があるのか?、お勧めできるポイントや概算での見積もりを提示していただけます。

気になる点は全て紹介してくれるのでやることは「この人良さそう」と指名するだけです。
しかも最短で当日に候補を上げてくれるスピード感です。

2.面談

次に指名した税理士さんとの面談です。
これも、税理士ドットコムさんのほうで希望日時を伝えておけば、勝手にセッティングしてくれます。
このとき税理士さんの方からは料金(月額顧問料、決算料などの詳細なお見積り)、業務内容、担当者の説明をしてくれるように手配してくれています。

3.交渉も代行してくれます

最後の検討段階での疑問点や相談事などは全て、コーディネーターが乗ってくれます。
また最終の価格交渉の部分も直接しなくても代行でやってくれます。

要は「めんどくさいこと全部」やってくれるんです。
結構スケジューリングしたり、価格交渉したりってメンタル的にも負担がかかるので、代行してやっていただくのは非常にありがたいですね。

是非、自分に合った税理士さんを選んで、本業に100%力を注げる環境を作ってくださいね。
⇒税理士ドットコムで紹介してくれる税理士さんの詳細を見てみる


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