クラウド会計ソフトのシェアを調べてみました。
こちらのサイトを立ち上げたのがまだ半年前ということで、過去にはシェアを取り上げたことがありませんでしたので今回が初です。

ついに一年を経過して、シェアの情報が更新されました!

前回2016年に参考にしたのはデジタルインファクト社さんの調査結果「第三回 クラウド型会計ソフトの利用動向調査を実施しました」からです。

シェアに関しての情報はこのページで更新しますね。

>2017年発表のシェアデータをご覧になりたいかたはこちら

2016年のクラウド会計のシェアは?

2015年の調査は2015年5月で、クラウド会計自体のシェアは10%でした。
たった10%と感じるかもしれませんが、その前の2014年11月での調査によると4.8%です。6か月間の短い期間で約2倍のシェアを伸ばしています。

そこで、2016年の結果ですが、

11.1%(1.1%増)

でした。

前期間での大幅な伸びはありませんでしたが、それでも増えています。

各クラウド会計ソフトのシェアランキング発表!

全体のシェア自体は微増でしたが、クラウド会計同士のシェアは変わってきています。
トップの4つのランキングです。

  • 1位 freee(43.7%) 昨年比6.2%↑増
  • 2位 弥生(28.4%) 昨年比4.1%↑増
  • 3位 マネーフォワード(10.5%) 昨年比3.2%↑増
  • 4位 ネットde会計(10.0%) 昨年比4.6%↓減

クラウド会計のシェア

去年と大きく違う部分はマネーフォワードの台頭です。
ネットde会計を抜きさり、順位を上げてきました。前年比では3.2%増です。

freeeや弥生も順位は同じですが、それぞれシェアを伸ばしています。

勢力図としてはfreee、マネーフォワードクラウド、弥生の3つに絞られてきてそれぞれシェアを取り合っているという状況です。

ランキングの背景には選択基準として簡単さがある

調査では、クラウド会計を選ぶ基準は「簡単さ」がナンバーワンです。
その他の要望では価格面、サポート体制の充実などがありました。

クラウド会計を使いたい人のニーズとして簡単さがあるので、やっぱりfreeeが1位というのは納得ですね。
当サイトのfreeeの評価レビューでも紹介していますが、圧倒的に簡単です。

簡単さでは少し劣りますが、クライアント型のユーザーが多く、サポートが圧倒的なのは弥生です。
2位につけているというのも納得です。

簡単さという意味では少し他の2つに劣りますが、拡張性の高さが売りのマネーフォワードがシェアを伸ばしてきています。
何も知らない方にとってはfreee、弥生が簡単だと思いますが少しでも会計をかじっていればマネーフォワードクラウドも使い勝手が良いです。

今後は簡単でサポートが充実していてセキュリティが抜群のクラウド会計が生き残ります

流れとしてはfreee、弥生、マネーフォワードクラウドに絞られてきています。
また進化の流れも「より簡単に」「より安全に」となっていくので、まだクラウド会計を使っていない方も今のうちに慣れておくと良いですね。
また既存のユーザーさんも、今使っているクラウド会計に縛られるのではなく、こまめに情報収集をしていってくださいね。

2017年更新のクラウド会計シェア情報

2017年のシェアランキングです。今回もデジタルインファクト社さんの調査結果
「第四回 クラウド型会計ソフトの利用動向調査を実施しました」を参考にしています。

会計ソフトのうちクラウド会計が占める割合は13%とのことで、前回の11.1%から+1.9%増加でした。
着実にクラウド会計ソフトが浸透してきているイメージですね。

2017年クラウド会計シェア

このような結果になりました。
特筆すべき点はやはりマネーフォワードクラウドのシェア拡大ですね。

圧倒的なfreeeのシェアは変わらずですが、ライバル2社ともにシェア減に対してマネーフォワードクラウドは拡大しているのでどんどん浸透している感じですね。

前年もシェア拡大していますし、今年も広がってきているので成長が著しいですね。


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