世の中には様々な会計ソフトがありますが、あなたに合ったソフトを選べていますか?
今回は確定申告で白色申告をする方向けに、白色申告ができるおすすめの会計ソフトについて説明します。
ページ 目次
インストール型、クラウド型、エクセル型会計ソフトの違いを比較!
会計ソフトと一口にいっても、様々なタイプの会計ソフトがあります。
大きく分けると3つのタイプの会計ソフトがあります。
- クラウド型
- インストール型
- Excel型
これらの会計ソフトにそれぞれ特徴がありますので、まずはどのタイプの会計ソフトを選ぶのかが大切なポイントになっています。
クラウド会計ソフトの特徴は「自動で取引を取り込んでくれる」、「自動で確定申告書類を作ってくれる」、「複式簿記を知らなくても使える」という3つの特徴があります。
macユーザーの方でもどれでも使えるので、macユーザーの方はクラウド会計ソフトが第一候補になります。
ただし、ネットに繋がっていない環境では使えないので、事務所や自宅にネット回線がない人は使えないので注意してください。
インストール型会計ソフトは、従来からある形式の会計ソフトです。
基本的には会計初心者にはわかりにくく、複式簿記の知識を前提としたソフトです。
mac対応のソフトが極端に少なく、macで会計ぐらいしか選択肢がありません。
シェアもどんどん縮小しているので、今からインストール型会計ソフトを選ぶメリットは正直あまりありません。
Excel型は無料でもダウンロードできるものもありますし、あなたがエクセルに詳しければ自作することも可能です。
白色申告は単式簿記で記帳していっても良いので、エクセル自体は簡単に作れるかと思います。
ただ、確定申告書類は自分で作らないといけないのが難点です。
無料で確定申告をしたい人も、エクセル以外にも選択肢があるのでわざわざエクセルで確定申告するのはあまりおすすめできません。
おすすめはクラウド会計型会計ソフトです
それぞれの特徴は掴めましたか?
おすすめはクラウド会計型会計ソフトです。
従来のインストール型会計ソフトは、複式簿記を理解している人向けに、会計知識があることを前提とした画面構成となっていますので、初心者にとってはやりにくさを感じると思います。
エクセルも確定申告書類が作れて無料のソフトもありますのでわざわざ選ぶ必要があまりありません。
クラウド会計ソフトであれば、しっかりと会計初心者でも問題なく記帳ができる形式になっているので、非常にユーザーフレンドリーです。
確定申告書類も自動で作成してくれます。
さらに、今回は白色申告で確定申告をするけど、今後は青色申告を考えているという方にもおすすめ。
というのも、クラウド会計は普段の記帳を複式簿記形式でデータを蓄積しているのと同時に、青色申告に必要な書類を作成してくれる機能も持っています。
クラウド会計を利用することで、白色申告で行う会計作業に加えて、青色申告の資料を出力して提出するという1ステップを加えるだけで大きい控除を受けられる青色申告が簡単にできます。
手間といえば、事前に青色承認申請書を提出することぐらいですが、これも青色申告申請の届出をスムーズに済ませるコツを見ながら簡単に入力できますし、開業フリーを利用すれば質問に答える形式で資料が作れてしまいます。
青色承認申請書は2022年分の確定申告には間に合いませんが、3月15日までに提出すれば間に合いますので合わせて検討してみてくださいね。
クラウド会計ソフトで白色申告におすすめはコレ
では白色申告対象の方におすすめのクラウド会計ソフトを紹介していきます。
選ぶ基準は「入力が簡単」「できるだけ費用負担が少ない」「今後の青色申告への展開が簡単」という三つで選んでいます。
1位:マネーフォワードクラウド確定申告
白色申告にもっともおすすめなのがマネーフォワード社のマネーフォワードクラウド確定申告です。
無料プランで確定申告資料の作成までできてしまうので無料で白色申告をしたい!という方にはうってつけです。
マネーフォワードクラウド確定申告は青色申告にも対応しているので、次の年は青色申告に挑戦しようという方もアカウントはそのままで使い続けることができるので、青色申告への展開も簡単です。
入力形式は複式簿記がわからなくても入力できる簡単入力にも対応しています。
画面のイメージはこんな感じで、支出と収入で現金、預金など対象をクリックして選んでいくだけで、入力ができます。
確定申告まで時間がないけど、とりあえず無料で済ませて来年は金融機関と連携させて自動で記帳〜確定申告まで簡単に終わらせたい方にはおすすめです。
2位:やよいの白色申告オンライン
次におすすめなのがやよいの白色申告オンラインです。
こちらは永年無料で白色申告に対応しているので、とりあえず白色申告をしようという方も、今後も白色申告で続けようという方にはおすすめです。
ただし、青色申告に変えるときには、やよいの白色申告オンラインでは対応していないので、他の青色申告ソフトに変えなければなりません。
入力に関しては、可もなく不可もなくという感じですが、複式簿記の知識がないと入力が厳しいので、マネーフォワードクラウド確定申告よりも下にしています。
3位:freee
freeeはマネーフォワードクラウド確定申告よりも簡単にデータが入力できるのですが、手入力は若干やりにくいです。
またfreeeにも無料プランがあるのですが、確定申告書類まで作ることができないので、費用は掛かってしまいます。(一番下のプランで980円/月)
会計知識がなくって青色申告をしたいという方には一番おすすめですが、確定申告をとりあえず白色申告でしたい!という方にはあまりおすすめできません。
来年こそは確定申告を青色申告でしたいけど、会計知識がない・・・。という方はフリーが一番おすすめです。
とりあえず確定申告を白色で行いたい人のおすすめロードマップ
今回の確定申告は白色でしたいけど、次は青色で確定申告をしたい方に最適なプランをお伝えしますね。
まずは当面の確定申告を終わらせることに注力しましょう。
使うソフトはマネーフォワードクラウド確定申告がおすすめ。
面倒かもしれませんが、一つ一つ手入力してください。もしくはcsvでインポートすることも可能です。
どうしても間に合わない!という方は確定申告が間に合わない時の裏技を参考にしてみてください。
もし確定申告が終わった時点でマネーフォワードクラウド確定申告が使いやすいという方はそのまま使っていってもOKです。
プラン変更でベーシックプランに上げて、金融機関との自動連係を設定しましょう。
もしマネーフォワードクラウド確定申告の入力が難しいと感じた方は、より入力が簡単なfreeeがおすすめです。
freeeのアカウントを作成して自動連係を設定していきましょう。
併せて青色申告承認申請書を提出しましょう。せっかく青色申告の提出書類が簡単に作成できるクラウド会計を使うので、最大65万円の控除が受けられる青色申告を利用しない手はありません。
ここまで来れば、2020年分の確定申告については自動でクラウド会計にデータが入ってきますので後は月一や週一で確認していって、間違いがないか確認するだけです。
後は確定申告シーズンになったら余裕をもって、資料を印刷して提出するだけで次の確定申告は楽に終わらせることができます。
今回紹介したクラウド会計ソフトはどれも人気のソフトなので、もしわからないことがあれば調べるとすぐに答えが見つかります。
今後もどんどん利用者が伸びていくソフトなので、早めに慣れておくことと良いですね!
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